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飲料情報、津々浦々

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ドクターペッパー
珍しい瓶入りから新製品「レッドフュージョン」まで。
入荷時期を要チェック。

 このページでは、「記憶の彼方に漂う飲料」のページを見ての、または皆さんからの独自の飲料情報を紹介します。なお、引き続き情報を募集しておりますので、このページの下にあります「フィードバックカード」、またはこちらのフォームからお送り下さい。

 なお、お寄せになった情報は、特にお断りなく掲載しております。投稿された方で不都合を生じるおそれのある場合はお知らせください。

もくじ

★175 もっと「ファイブアライブ」

東京都 のぼる様からの情報(2009.01)

HI-Cファイブアライブの情報ですが、以下のボトラーでの発売を確認しております。

255g缶…北海道、南九州
  瓶…北海道、南九州
250g紙パック…利根、富士

 他にあるかもしれませんが各ボトラー社史から拾った情報は以上の通りです。
 1リットル瓶は全国で流通した、リターナブルのサンフィルオレンジ1リットル瓶と同じ形状ですがなぜか瓶が軽い。この瓶は南九州コカ・コーラボトリング社のサイト内の会社沿革のGIFアニメでも確認可能です。
 ファイブアライブと別にサンフィルのフルーツパンチ味も一部地域で発売しております。

関連ページ

 →津々浦々5-62 ファイブアライブについて
 →津々浦々5-52 私の好きだった消えた飲み物
 →津々浦々8-88 ファイブアライブでは…?
 →津々浦々13-139 ファイブアライブのまとめ
 →津々浦々13-140 続報・ファイブアライブ
 →津々浦々13-141 さらにファイブアライブ
 →津々浦々14-150 海外ファイブアライブ事情

★174 「ブドウナシのきづかい」という名の飲料

奈良県 海苔子様からの情報(2007.12)

 はじめまして。奈良県在住の主婦・海苔子と申します。

 さて突然ですが私の記憶の彼方に漂う飲料…とうの昔に製造中止になっているのですが、その商品名が思い出せずここ数年気になって気になって仕方がないのです。

 それは私が小学校3〜4年生の頃、週に何本という単位で飲んでいたであろう炭酸飲料です。
 あんなに飲んでいたのに名前が思い出せない…一つだけ確定しているのはコカコーラ社製品であるということ。何だかフシギ系のゆるーい感じの正式名と、2つあるフレーバー名がサブタイトルのように後に続きます。

   唯一覚えているのがその片方のフレーバー名「ぶどうなしのきづかい」です。確か2つのうちそっちの方がお気に入りだったから記憶に残っているのかも知れま せん。当時はCMも流れていました。何ともシュールな感じのCMだったと思います。発売時期はファンタ・フルーツポンチと同じぐらいだったかも…イヤ定かではありませんが。変な名前のわりには結構おいしかったと思います。

 いつの間にか自販機から姿を消したので当時はかなりガッカリしました。今でもも う一度飲んでみたいと思う飲料の一つです。
 こんな断片的な情報で申し訳ないのですが宜しければ参考になさってください。では失礼いたします。

補足

 これは「フルートピア」という飲料です。
 弊サイトでは6年ほど前に「CMがとても印象的だった」というお便りを取り上げたことがあります。下記の関連ページのリンクをあわせてお読みくださると幸いです。

 「フルートピア」は、1994年〜1995年頃に発売されたコカコーラ社の「Hi-C」シリーズの派生商品で、お便りに書かれた「ブドウナシのきづかい」のほか、「シトラスのおしえ」、「レモネードのつよがり」、「ピーチティーのさそい」というかわいいフレーバー名が注目されました。

 1994年ころに外国で放映された「フルートピア(Fruitopia)」のCMが、動画視聴サイト「YouTube」で公開されています。ちなみに外国では「フルートピア」を現在も発売されており、製造元は果汁飲料の大手、米国のミニッツメイド社です。日本ではミニッツメイド社の製品はコカ・コーラ社が製造ライセンスを持っており、コカ・コーラの自販機で商品を見ることができます。

関連ページ

 →津々浦々4-50 おしえて! この商品名

関連サイト

 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Solstice(「シトラスのおしえ」日本国内放映版)
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Solstice
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Fighting Fruit
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - What If
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Soul
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Some people
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Where were you
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Skin
 →YouTube Kate Bush - Fruitopia - Nice
(音楽はケイト・ブッシュの作品。どことなくDeepForestの影響を受けているような気が…)

★173 三ツ矢コーラの思い出

神奈川県 伊賀様からの情報(2007.06)

 初めまして。
 私は昔、こんな飲み物に遭遇しました。

 二十数年前、京急の生麦駅に設置されていた三ツ矢の自販機(紙コップ式)で「三ツ矢コーラ」。

 味はチェリーコークに似ていて不味く、内心「三ツ矢はおとなしくサイダーだけ作ってろ!!」と毒づきました。
 もうひとつは十数年前、上野駅の地下でスプライト(他社製品かもしれません)のドライ。印象の薄い飲み物でした。

補足

 1970年から1980年代、アサヒビールの清涼飲料部門(当時。現・アサヒ飲料)は新製品を続々と世に出していた時期でした。伊賀様のおことばを借りれば「三ツ矢はおとなしくサイダーだけ作って」『』ことを脱却し出した頃でもあります。

 「三ツ矢サイダー」をベースにフルーツフレーバーを含めた「フルーツソーダ」や缶コーヒーなどの新製品をつぎつぎと登場させ、今までサイダーひと筋でやってきた飲料メーカーが冒険を始めたわけです。

 「冒険」を始めると、どこの飲料メーカーも「コーラを作ってみたい」という欲求に駆られるようで、アサヒビール社も多分に漏れずコーラの自社開発を行なっています。これを「近代飲料発展段階説」では「自社コーラ期(第二次反コーク期)」と呼んでいます(嘘)。

 メーカーサイトによると「三ツ矢コーラ」は正確には「三ツ矢コーラシロップ」と呼び、紙コップ式飲料自動販売機にセットされる希釈用シロップとして販売されました。
 缶入りやビン入りでなくシロップとして販売されたのは、おそらく試作商品としての要素が強かったからだろうと考えられます。缶入り・ビン入りにするとパッケージのデザインや製造ラインの整備などで多額の投資が必要になるからです。
 一方、希釈用原液で製造すれば、紙コップ自販機の使用で供給部分を共通化できるメリットがありコストが抑制できます。きちんとセーフティーネットが張られているのはアサヒビールらしいところです。

 ところで、なぜ飲料業界各社が1970年代以降1980年代中期にいたるまでの間に新製品をつぎつぎに開発していたのかはとても興味深いところです。
 そしてこれらの製品の中には現在も人気を誇るロングセラー商品あり、サントリーの「サスケ」のようにもはや伝説して語り継がれる異色商品ありと、あらゆる商品が軒を連ねていることも面白いところです。この時代の夏はとても輝いていたようにも思えます。

関連サイト

 →アサヒ飲料
 └三ツ矢の歴史1963〜

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