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一枚の看板の出会いが人生を変えることだってあります。それがあってこそ看板が看板として機能するのです。
今回は、私が影響を受けた看板、一度は見てみたい看板を集めてみました。画像等、ホームページにアップされている方は、ご一報下さい。

一度は見てみたいorもう一度見たい看板

1・家庭雑誌・家の光

 忘れもしない1992年3月、JR米坂線に乗ったときに車窓から眺めた珍品看板。場所は米坂線越後金丸-小国間の右側車窓。民家の木造壁面に張り付けてありました。
 私はこの看板を見て以来、この雑誌の存在を知りたくこの数年間を過ごしてきました。そして1996年、ついに『家の光』誌の正体を知ることができました。月刊95万部を売る雑誌ですが市販はされておりません。全て農協ルートで販売されております。

2・ハウス食品・西城秀樹「グラノラバー」

泉麻人氏の『街のオキテ』を読んでホーロー看板の世界に入った方も多いはず。私もそのひとりです。新潮文庫になっておりますのでぜひ一度ご覧ください。
 『街のオキテ』書の看板リストにこの銘柄が記載されております。『グラノラバー』といえば、菓子ファンの中では超レアな存在として有名です。西城秀樹がこの商品をしているCMを見たことがありますが、看板は見たことがありません。ご覧の方のご連絡をお願いいたします。

 ここで『グラノラバー』に商品についての特徴を紹介しておきます。
・ハウス食品から1979〜81年頃に発売された。

・縦12センチ、横15センチ、奥行き4センチくらいの紙箱に入っている。

・味は3種類。

・パッケージは緑と茶色。

・内容は6本〜12本入り。個装されている。

・味は現在カルビーやケロッグから出ているシリアル、『グラノーラ』に近く、それが長さ10センチ、幅4センチ、厚さ1センチの直方体の棒状になっている。ちょうど、チョコフレークをスティックバー状にしたものに近い。

・当時、西城秀樹によるCM、ホーロー引き看板で宣伝。看板に関しては、インターネット上でも発見できず、いまだ消息不明。

・幼稚園時代、親に無理矢理買わせて食べたことがある。一本食べておいしくなく、以後買わず。しばらくはスーパー店頭に存在。その後関東地方から行方不明。

3・日立モートル and フジパッブ

 これは私が小学校3年のとき、群馬県高崎市から渋川市に向かう県道で発見したものです。これがホーロー看板との初めての出会いでした。「日立モートル」の「モートル」って何なんだろう? と悩んだこともありました。
 地方にこういった電気モーターの看板が多いのは、農業で利用するからでしょう。むかし、脱穀機という、稲穂から籾(もみ)だけを取るスグれたものがありました。足踏み式からモーター制御の脱穀機ができて、農作業の効率はかなりよくなったといわれております。きっと、この「日立モートル」の看板も、農業の合理化に一役かったのでしょう。

 一方、「フジパッブ」は、藤沢薬品が発売した消炎パッブ剤、すなわち湿布(しっぷ)薬です。かなり大きい看板で、黄色とオレンジの背景に、黒のロゴというデザインでした。これも「パッブ」って何なんだろう? と悩みましたね。

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