▼遠野駅ホームにて / 材質:プラスチック
釜石線のディーゼルカーから降り立った私の目の前に、このプレートはあった。ドアの位置を示す乗車口案内板に市のマスコットマークが印刷されているのだが、町のイメージキャラクターをこうした場面で使用するのは珍しい。
が、さりげなく使っているところに好感が持てる。
早池峰(はやちね)山に至る県道をレンタカーで走っていたところで見かけたのがこれ。
交通標識でいうところの「落石注意」とは、「石が崖の上から落ちてくるから気をつけろ」なのか、「落ちた石が道路にあるから気をつけろ」なのかで解釈が分かれるところ。
あまりのかわいさに落石の恐怖を忘れさせてくれるのも束の間、写真を撮っている間に崖の上から「カサカサカサ…」と砂が降下してきたので慌てて撤収。
遠野市上附馬牛(つきもうし)町にて / 材質:鉄板塗装
▼遠野市土淵町山崎にて / 材質:プラスチック
男性のシンボルに似た石を御神体にしている「山崎の金勢さま」近くに流れる川沿いで発見したのがこれ。明らかに遠野市が立てた標識、看板なはずだが、「岩手県」とある。河川の管理は国と県で行っているためにそう名乗っている。
本来のカリンちゃんはリンドウを持っているが、このパターンは「幟端ヴァージョン」の珍しい形。
川沿いにある標識は結構恐いものが多くて、「おちるときけん」などと書かれているものは大抵、カッパが子供を川底に引きずり込むなどの悪役をつとめる。しかしカリンちゃんは市内随所に配置され、カッパを恐いイメージではなく、ユーモラスな存在として位置づけているようにも思える。
取材:1998.3.25〜28